緑の効果
緑は、都市生活に潤いと安らぎを与え、にぎわいの場、魅力ある観光資源、災害時の避難場所や復旧・復興の拠点となるとともに、美しい都市景観を創出し、延焼防止などの防災性の向上、ヒートアイランド現象の緩和、生物多様性の保全など、都市活動を支える重要な役割を担っています。さらに農地は、新鮮な食料の生産の場や食育の場にもなっています。
身近にあるみどりは、私たちの暮らしを支え、豊かにしてくれます。
コミュニケーションの場
みどりがつくる心地よい空間は、地域のさまざまな
活動が生まれる、私たちのふれあいの場になります。


地震などの災害から私たちを守る
みどりのある場所は、災害時の避難場所・防災拠点になります。
さらにまちで起こった火事が周りに広がることを防いでくれます。


レクリエーションの場
みどりであふれた屋外の空間は、運動やレクリエーションの
場となり、私たちの心と体の健康を育んでくれます。


私たちにとって大切なみどり。このまま減りつづけると、さまざまな問題が生じます。
吸収する二酸化炭素の量が減ってしまう
みどりは、二酸化炭素を吸い、酸素を出してくれます。
みどりが減ると、二酸化炭素が増えつづけ、地球温暖
化の原因になってしまいます。

涼しい場所が減ってしまう
みどりは、日差しをさえぎって、涼しい日かげをつくって
くれます。ビルや道路は熱をためるので、みどりの日かげ
が減ると、暑さを感じやすくなってしまいます。

生き物のすみかがなくなってしまう
みどりの中には、たくさんの生き物が住んでいます。
みどりが減ると、生き物たちは住む場所をなくして
しまいます。
豊かなみどりを守っていくためには、適切な管理が必要です。
暮らしの安全・安心とみどり
みどりを放っておくと、枝が伸びすぎたり、枯れてしまうことで、"信号や標識がみえにくくなる" "木が台風などで倒れやすくなる" "害虫が繁殖する"など、私たちの暮らしの安全・安心に影響を及ぼします。


『木の年齢と二酸化炭素吸収量』
木には、光合成で二酸化炭素を吸い、酸素を出してくれる機能があります。
しかし、歳をかさねていくと、二酸化炭素を吸う量が少なくなっていきます。
